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■はじめに
産まれてから寝ていることが多い新生児ですが、最初から大人と同じように目が見えているわけではありません。
3歳程で大人と同じくらい見えるようになり、6歳程で目の機能は完成するそうです。
赤ちゃんが目を合わせてくれない事や顔を見てくれない事が多いと思いますが、そもそも時期によっては見えていない為、どれくらいで見えるようになるかを知っておくことは大事ですよね。
今回は、時期によってどれくらい見えているのか。
また、どの色が見やすいのかについて触れたいと思います。
■新生児期
視力 0.01~0.02
色 白・黒・グレーなど
■生後一週間頃
視力 0.01~0.02
色 赤・緑・黄色など
この頃は10cmくらいの物がぼんやりと見えているそうです。赤ちゃんが最初に認識する色は赤色です。子どものおもちゃに赤色のキャラクターが多いのはこれが理由なんですね。
青は認識できていないそうなので、赤・緑・黄色などのはっきりした色を近づけてあげるとよいと思います。また、物の動きがあるほうが長く見てくれるそうです。ただし、焦点を定めることができないです。
■生後3か月頃
視力 0.04~0.08
色 全て
■生後4か月~6か月頃
立体感や奥行きを認識しはじめて、物に手を伸ばしたりします。また、親の顔に手を出して触れたりおもちゃに触れたり自分の手をおもちゃにしたりします。
この頃の赤ちゃんは立体的に物が見えてきたり、周りのおもちゃに興味を持ちだします。一緒に笑顔で遊んでみましょうね。
■1歳頃
視力 0.2~0.3
ピントを合わせられるようになってくる。
■2歳頃
視力 0.5-0.6
両目で物を見れるようになってくる。
■3歳頃
視力 0.8~1.0
■6歳頃
大人と同じくらいの目の機能を備える。
3歳頃で大人と同じくらいの視力がつき、6歳頃で遠近感や奥行きを含めて目の機能が完成するそうです。
■赤ちゃんの認識しやすい形はあるの?
『まる』だそうです。赤ちゃんのおもちゃに丸で赤い色が多いのはこれが理由なんですね。
また、アンパンマンが子供に人気なのは色合い、形ともに認識されやすいというのもありそうですね。
■まとめ
赤ちゃんは段階的に発達していくため、親の顔を認識するのには時間がかかりそうです。
また、白ばかりの色や黒ばかりの色などの部屋で育てると視覚の刺激が低く、発達が遅れると言われています。
赤ちゃんに認識しやすいものを用意して刺激してあげることが、赤ちゃんの成長につながると思いますので、それぞれの時期にあったおもちゃで一緒に遊んでみましょうね。