映画世界の住人はそこに生きている。
彼らはそれが日常だ。
それは本当に日常なのか。
何かしらの娯楽があったのかもしれない。
今回ご紹介するのは、
とある男の日常を描いたエンターテイメントのお話。
Contents
□作品紹介
「トゥルーマン・ショー」
この映画はコメディとして面白い映画です。
設定や世界観が興味深いものとなっています。
□あらすじ
「おはよう!会えないときのために、こんにちは!とこんばんは!おやすみ。」それが口癖の明るく真っ直ぐな性格の青年、トゥルーマン(ジム・キャリー)が主人公。
彼は、小さな島の小さな街でごく普通の生活を送っていた。
子供のころから島からは出たことが無いが島の外には興味をもっていた。
しかし、彼は子供の頃に海難事故で父親を亡くして以来、水が大の苦手。船も乗れない、橋も渡れないほどである。
ある日、いつもどおりに新聞を購入したとき、とあるホームレスに出会う。それは亡くなった父親そっくりだった。
トゥルーマンは近づこうとするものの、周りの人たちに遮られ、ホームレスも連れ去られてしまう。彼はそれをキッカケに、自分の日常に違和感を抱く。
果たして彼は、違和感の正体を見つけることができるのか。
□オススメポイント
生活しているのは住民も同じ。なのにトゥルーマンに関わる人達はどこか不自然。ポスターが変わっていたり、壊れた家電があれば翌日には新品だったり。いろんなところに変化があるから見ていて面白いです。
明るく真っ直ぐな性格であるが故に、物語の核心に近づいても、トゥルーマンはトゥルーマンであり続ける。ジム・キャリーの演技力も見どころ。
□まとめ
この映画はエンターテイメントのあり方を考えさせられる作品です。
これがもし現実だったらと思うっとゾッとする部分もあります。
でもベースはコメディなので楽しんでみることができます。
以下ネタバレ感想
これほどのエンターテイメントを作れるのは映画ならではだと思います。
トゥルーマンの人生を生まれたときからずっと世界中で放送されている異常さそれを見続ける人たちがいる異常さは面白い世界です。
個人的に好きなのは、不自然なCMです。
突然カメラ目線になるし、ビール飲んでいてもラベルは隠れないようにとか、全てがテレビの世界。
知らないのはトゥルーマンだけ。
最後にトゥルーマンがスタジオから出たときは彼の人生はどこにあるのか考えさせられました。
いい映画でした。
いかがでしたでしょうか。
また次回。